赤外線カメラを用いた診断のメリットとは
日本耐震診断協会では耐震診断方法に赤外線カメラを用いた診断方法を採用しています。
コストを抑えられるというメリット以外にも、この赤外線カメラを用いた診断方法には様々なメリットがあります。
そのメリットの一つは音がしないという点にあります。
通常、建物を打ちつける事で調査を行う打診法においては騒音がネックとなります。
そのため、病院や学校などの建物では時間帯による制限などが掛かるケースが多く、スムーズな調査が行えません。
その点、赤外線カメラを用いた診断方法では音がしないので、時間や建物を選ばずに診断を行う事が出来ます。
周辺の建物との関係上、音を抑えたいという様なケースにもその効力を発揮するといえるでしょう。
更に、足場を組まずに行えるので、建物内のプライバシーも守れますし、周辺の建物からのクレームも少なく済みます。
様々な周辺環境などに配慮を行わなければなら無いという様な建物の方にはメリットが豊富な手法であるといえます。